決意

 

何でこんなことになってしまったんだ・・・あの時、あんなことさえしなければ、こんなことにならなかったのに・・・

 

今起きている不運な出来事に対して、そんな日々の後悔の連続で人生が成り立っているような気さえしてしまいます。

しかし、過ぎ去ってしまって変えられない過去を悔やむよりも、明日に向かって今、自分が何をしなければならないかを一呼吸おいて考えてみてください。

 

タイトルはご存知の映画「ロード・オブ・ザ・リング」にて、主人公のフロド・バギンズ(ホビット族)が旅の途中で、「僕が指輪をもらわなければ、こんな(死と隣り合わせの過酷な)旅にも出ずにすんだのに・・・」と悩んでいるときに、魔法使いのガンダルフがかけたセリフです。(※()内は筆者の追記です)

 

つらい目に遭うと皆そう思うが どうにもならん

それより今、自分が何をすべきか考えることだ。

この世では善悪の力に加えて運命の力が働く。

ビルボは指輪を見つけ、お前はそれを譲り受ける運命だったのだ。

(日本語字幕より。回想シーンでは「それより」と「今」の間に「大切なのは」が入ります。※タイトルは回想シーンより)

 

映画『ロード・オブ・ザ・リング(2001年)』の原作はイギリスのJ・R・R・トールキン作の『指輪物語(原題:The Lord of the Rings・1954年刊)』で、前作『ホビットの冒険(原題:The Hobbit, or There and Back Again・1937年刊)』の続編として書かれたもの。

上記セリフで出てくるビルボ・バギンズが主人公です。

実写映画では『ホビットの冒険』のほうが2012年公開と、かなり後からになっていますので逆ですね。

また、原作の時代は第一次世界大戦、第二次世界大戦という、世界規模での戦時下。争いごとはファンタジーの世界だけなら良かったのですが、現実でも悲しいかな人は支配欲に駆られてしまうものなのでしょうね。

 

少し話がそれてしまいましたが、近年自然災害も多く、また今はコロナ禍で毎日世界的にも大変な時でもありますが、みんなの幸せのために今、自分に何ができるのかを考えながら、日々前を向いて過ごしていきたいものですね。

 

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