元プロテニス選手にして日本一熱い男の松岡修造さん。
かつては熱すぎて多少ウザがられてもいましたが、今の時代、逆にその熱さが受けて、日めくりメッセージの
は、発売直後に入手困難になり、カレンダー部門ではamzaonや楽天などの通販サイトで2年連続1位になるなど、未だその人気は衰えていません。(今は後に出たほめまくる「ほめくり修造」と同時に購入される方も多いですね)
そんな松岡修造さんが2011年の東日本大震災後に書かれたのが「本気になればすべてが変わる 生きる技術をみがく70のヒント」。
震災後に訪れた東北の地で、被災者の方に言われた
「元気な人が、元気に頑張らなければいけないよ」
という言葉。
この言葉を受けて、「元気な人が、元気で頑張る」ためにはどうすればいいのかを考えて、自分に出来ることを本気になってやっていこうと考えて記されたのが本書です。
その第一歩として、「自分とは何か、自分には何ができるか」を問いかけるために、まずは「自分の取扱説明書」を書いてみましょうと。
家電製品などでも、案外説明書を見なくても何とかなると思って見ない人も多いでしょうが、実際に細かく見てみると、たくさんの機能があることに驚かれるのではないか、「わかっているつもりでも、知らないことが多いものだ」と気付かれるでしょうと。
これは、人間、自分に対しても同じことが言えると松岡さんはおっしゃっています。
「人と接するのが苦手」だとか、実は自分が勝手に思い込んでいたり、人から言われたことで思い込んでいたりしていませんか?と。
一度きちんと自分に向き合って、自分の性格の良い所と悪いところ、得意なこと不得手なこと、できることできないこと、会社での役割などを全て書き出してみてくださいと。
実は松岡さん自身も現役時代から自分の取説は年の始めや迷った時に書いてこられていたそうです。
自分の個性を見つけるための取説の旅に出てみてください。新たな自分に出会えますよ。
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